「共生社会の実現を考える〜聴覚障がいのある子ども達の気持ちになって社会を見てみよう。」では、共生社会の視点から聴覚障害の子ども達に目を向け、授業・生活・学習面でどのような支援ができるかアイデアを出し合いました。体験学習ではイヤホンで騒音を聞きながらグループで秋の遠足を計画しました。騒音が余りに大きいため、周りの声が聞き取れず、何について相談しているか分からず疎外感を感じたり、つい大きな声で話しかけてしまい、隣の人を驚かしてしまったりしました。サイレンの音が聞こえず、火事から逃げ遅れてしまいました。私はただ数分の体験であるけれど、聴覚障害の方は、これが日常であって社会から疎外されたり、辛い思いをしていることが分かりました。
今回セミナーを担当して下さった加藤先生は聾学校に勤めており、このような体験的に学べるセミナーを小中学校で行ってみえます。障害があるからといって、何から何まで身の周りのお世話をして欲しいのではなく、対等の立場で関わり・存在を認め・必要な部分だけの手助けが一番嬉しいのだと自分なら思います。
社会が生み出した障害の壁を一緒に乗り越えるヒントが沢山詰まった貴重な経験でした。
「地球が1000年つづく、持続可能な暮らしづくりワークショップ」
担当者: 永田 和久 &バヌアツ案内人 青山翔
申込み: kazuhisa_wakkyuu09%yahoo.co.jp (% は @の代わりに置いています)
(名前、小中高大学生orおとな、連絡先: 締め切り11月14日)