国際協力フェスティバル@豊田あすて(公益財団法人あすて)

大坪裕美(S61-3バングラデシュ/婦人子供服)

JOCA中部の蒲サン経由で、イベント会場になる場所で勤務するOBの佐藤さんから出展の依頼を受け…「いつも楽しそうなイベントをされてるOB会に是非協力を」…なんて言われたら、つい木に登ってしまい、会計K君の心配をよそにOKの返事を…。お手伝いしてくれる人集まるかなぁ〜と心配しつつも募集をかけたらいつもの10名程のスタッフが集まりました。しかも新しい人も…!…

出展内容はここのところの定番になりつつある、民族衣装の試着。世界のボードゲーム(マンカラ&ケランボード)あそび体験。会場的にはとても環境の良いところだし、私たちのブースは室内なので天候の心配もなくてよかったんですが、公共交通機関の最寄駅からちょっと離れていて集客が心配でしたが、駐車場もあったので結構来ていただけたようでした。他のブースやステージも内容盛りだくさんで楽しそうでしたが、ゆっくり他の所を見る時間がなかったのが残念でした。

私たちのブースでは民族衣装試着を20名程・ボードゲーム遊びを25名程に体験いただきました。

今回衣装は私の自前のもの(インド、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、中国)と、OBの方からOB会へと寄付していただいたOB会所有の物(インド、マレーシア、アフリカ)と今井さんが持ってきてくれたアラブの服の展示。やはり女性には自分で着るにはちょっと大変なサリーと、男性にはアラブの服が人気でした。

マンカラ(アフリカやアジアで広く遊ばれている)は徐々に知名度をあげていて、すでに遊び方もご存じな方もいたりして、それぞれに楽しんでいただけたと思います。ケランボード(バングラデシュでの名前、正式名はキャロムボード、インド発祥)もじわじわ人気を集めています。

余談ですが…バングラデシュ国旗の名札を付けている私に、つい最近起きたダッカ事件に関する事で話しかけてくださった方がいて、普段のバングラデシュは親日家が多く私たちにとても優しくフレンドリーな人達のいる国だと伝えることができました。ほんの一部の人のせいでバングラデシュが誤解され、恐ろしい国とインプットされてしまわないようこの国を知る日本人である私たちが修正してあげなきゃな~…と思いました。ほんとはこの日も断食明けのお祝いパーティーを開催予定だった在愛知県のベンガル人の人達が、こんな事件があったからと中止し、各自静かにお祈りするということに変更されたんです。

私たちが世界平和や発展を願っているにもかかわらず、まだまだ世界では恐ろしい事件や悲しいニュースが流れています。私たちの第二の故郷である国々が間違った情報で伝わってしまわないよう、これからもいろんなイベントを通じ、楽しく正しく知っていただければいいなと思います。


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データ

  1. 実施日: 2016年7月10日(日)
  2. 実施場所: 豊田あすて(公益財団法人あすて)
  3. 目的: ブースでの体験を通じて、異国の文化の一端に触れてもらう(報告者による補足待ち)
  4. 具体的な活動内容: OBからの要請に応える形でブース出展 民族衣装試着、ボードゲーム
  5. 成果: (報告者による補足待ち)
  6. OB会の参加者: 約10名
  7. 活動の対象者・参集者: のべ約45名(本文参照)