特集記事

はじめに
この温暖化セミナーin駒ヶ根訓練所を行う目的は以下のとおりです。

目的
・候補者が実際に任国に行ったときに役立つよう温暖化に関する基礎情報を提供する。
・候補者が隊員となり任国に行った際、温暖化に関する諸情報を愛知県OB会に提供してもらえるよう依頼する。

環境キャンペーン企画担当の池田OBが作成したの当日チラシです。
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第1回「愛知県隊員OB会は地球温暖化に立ち向かいます 〜駒ヶ根遠征編〜」

1月29日(火)13時30分 出発
JICAバスにて、JICA中部出発。
今回の参加者は、協力隊OB、JICA職員、国内推進員、次期隊員候補生、大学生、総勢11名だった。
バスの中では、仕事熱心な友成さんによる、ミニワークショップが行われた。
内容は、新JICA 中部のなかにJICAボランティアの「社会還元ルーム」というスペースが予定されているが、そこをどんな使い方があるか、また、より良く活用するためにはどうすれば良いかの2点だった。
意見のなかでも、大学生からの意見はさすがに発想が柔軟だなぁと感心した。

こんな中で、私は稲垣OBの差し入れのお菓子をたべながら遠足気分だった。しかし、ぎりぎりまで池田OBはより良い資料を作ろうとパソコンと格闘していた。

同日 15時30分 訓練所に到着
道路も渋滞や降雪もなく、スムーズに訓練所に到着。
まずは、友成さんから今回のセミナーについてのいきさつを説明。続いてスタッフの石井業務チーム長から訓練所での注意点や概要を説明して頂いた。
訓練中は候補者の皆さんは濃密なスケジュールと団体生活で、風邪やインフルエンザに罹りやすいので、特に来訪者との接触には注意しているとのことであった。
その後は、スタッフの方に訓練所内を案内して頂いた。

駒ヶ根訓練所名物「森のステージ」

同日 18時 食堂にて夕食
シニアと協力隊の候補者の皆さんと一緒に食事をした。
メニューはサンマのホイル焼き定食。美味しいので、ついついご飯のお代わりをした。

同日 19時 セミナー(講堂にて)
まずは友成さんから今回のセミナーの趣旨説明と報告者の紹介がされた。


いよいよ発表がはじまった。まずは池田OBから温暖化の諸情報
続いて、下保木OBからマーシャルの報告


今回急遽決まった私の農業分野での温暖化について


最後に再度池田OBからIPCCの報告


質疑応答


副会長稲垣OB挨拶


全員集合


同日 21時 訓練所発
帰りのバスのなかで今回のセミナーの反省会をした。
聴講者からのアンケートを読んで、今回のセミナーに参加することが、限られた訓練の中で大変だったことを痛感した。

同日 22時30分 JICA中部着
帰路はすいていたので1時間半で到着。
皆さんお疲れ様でした。

あとがき
私の個人的な感想です。
今回の参加は駒ヶ根訓練所に行ったことがないので、訓練所見学がしたいということと、下保木OBと池田OBの講演も聞いてみたいという動機だった。
下保木OBは、内容がうまくまとめられており、とても分かりやすかった。パワーポイントの資料が良く出来ていた。
池田OBは、伝えたいことがたくさんあり、もう少しじっくりと聞いてみたい内容だった。熱意は伝わったのではないだろうか。
私の発表は、新年会の宴会の席で、「私も一言発言したい」と言ったことから急遽決まったもので内容が伴わず冷や汗ものだった。
最後に、聴講して頂いた候補者皆さんにおかれては、訓練の大変な中、私たちの話を聴いて頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいになった。

(記事:H13-2 ラオス 野菜 磯部 俊治)